3月頃から始まったコーヒー定期便カワクラコーヒー、数ヶ月家で飲んでみた感想です。
カワクラコーヒーはこだわりのコーヒーを毎月届けるというコーヒー定期便サービス。毎月テーマを決めて届けられるシリーズ物も今回で5回目となります。
今回のコーヒーはキューバ
同梱された今回のメッセージカードにはキューバ豆の紹介が。
このコーヒー豆は、葉巻のような風味が楽しめます。
葉巻と言ってもピンと来ない方は、ほした草のような香り+カラメルソースというように捉えるとわかりやすいでしょう。
キューバの豆と言えば、クリスタルマウンテンとしてよく知られている粒の大きなETL、続いてTL、ALというようにサイズの大きさで等級が定められています。
よりキューバの豆の個性が感じられる味ということで、今回はTLが選ばれました。
正直葉巻を吸ったことがないのでw
でも小学校で使っていたプリント用紙のような、しかしもっと有機的ないい香りです。こういうとき表現力の限界を嘆きたくなりますね。
香りだけでなく味も飲みやすく、イヤな酸味はなくすっきりした苦味。またこのひと月やっていけそうです。
せっかくの毎日のコーヒー、香りも楽しもう
こうやって数ヶ月飲み続けてると、だんだんと他のコーヒー焙煎店との違いが見えてきて、今回のカワクラのオオヤさんのところの特長は、豊潤な香りだなと感じます。
香りというのはまあ完全に主観に近い評価点ですですが、コーヒーという分野では、そして日々のパートナーとしては大きな要素です。
先月のマンデリンは、封を開けるとてごねハンバーグを焼いた時のような躍動的な香りがして、しばらく経つとココナッツのような柔らかみの味に変わってくるような香りがして面白かったです。
他の豆でもそうなんですが、淹れた後家中に充満するコーヒーの幸せな香りが、なんかいいアロマなんですよね。
最近はビールでもよなよなエールだとか香りでも味わえるものが出てきていますが、その素材だけが持つ香り高さを活かせる焙煎の職人技はポイントです。
しかし、この豆をこう焙煎したらこんな香りや味になった、という”結果”としての作品なんでしょうか。
それとも緻密な経験や技術とのノウハウによって、この香りを実現するためにはこう焙煎する、とやって完成するんでしょうか。
ぜひぜひこういった逸話も聞いてみたいです。
カワクラコーヒー、次の定期便シリーズもそろそろ募集があるのではと勝手に予想しているので、コーヒー好きな方は試してみては。