私事といいつつ仕事の様子が2014年10月11日(土)10:00からのTBS-BS「グローバルナビフロント」に、取り上げられました。
わざわざ取材を受けてTVに出るのははじめてだったので、ちょっとした記念になりました。
グローバルナビフロントとは
「グローバルナビフロント」はTBSのBS放送での番組。TVを持たない暦10年のわたしは知らない番組だったのですが、放送開始は2000年という、それなりの長さとブランドを持つ経済系の報道番組です。
経済動向とともに、旬の産業を取り上げる1時間の番組。生放送なんですね。
今回クラウドソーシングの「ランサーズ」が取り上げられ、ランサーの一人として紹介されました。
取材の経緯
以前に沖縄でクラウドソーシングのイベントがあった時に登壇させて頂く機会がありました。
「47都道府県おじゃまします!フリーランス交流会 in 沖縄」へ参加してきました
そのときに語っていた、育児にも時間を割きながら働く、というワークライフバランスという内容を気にとめて頂けたようです。広報の方を通し、番組担当者の方のご紹介を受けました。
取材の様子
事前に撮りたい内容を聞いていたものの、どんな形となるのか気になって家族もそわそわ。
けれど撮影もインタビューも一人でこなすディレクターのMさんが気さくに接してくれたので、緊張しつつもあっという間に4時間ほど過ぎていきました。
朝食風景から子供たちと遊ぶ様子、自宅周辺など。いやー、こうやって番組はできていくんだ、と勉強になりました。
番組の内容
うちはTVはおろかBSも映らないので、なおかつ大型台風19号の影響で朝から停電だったため、那覇の親族の家に見に行きました。
番組特集のテーマは「働き方改革 広がる“クラウドソーシング”」。
自宅にいながらプロとして仕事をする。
時間や場所にとらわれずに自分のペースで働ける「クラウドソーシング」が急速に拡大しています。インターネットを通じて企業がフリーで働く人に仕事を発注するもので、その内容はホームページの作成や企業ロゴのデザイン、翻訳に単純なデータ入力、更にはスマホアプリの開発にアーティストのPV制作まで多種多様。
地方に住んでいても、子育て中の主婦でも、定年退職したシニアでも誰でも気軽に働くことができます。
中にはクラウドソーシングのみで生計を立てる若者や年間1000万円単位で稼ぐ人も。
ネットで仕事をマッチングさせることの価値
ゲストとしてランサーズの秋好社長が出演。
司会の嶌信彦さんは、以前は新聞の募集広告で行なわれていたことがインターネットでもできるようになったんですね、と語っていました。
今までももちろん自営業者は普通にいました。いろいろな種類と業界の。形は変わりません。
単純にはそうですが、ネット上で仕事マッチングサイトの雄が登場することでその裾野が広がり、大企業、そして中小企業から個人へ受発注が行なわれるほどに成長している、という点が強調されていました。
そしてこういう仕事紹介サイトのおかげで生活やビジネスが成り立つ人や企業が紹介されていました。
実際、いまのわたしの仕事も生活も、ネットがなかったら成立しないもののひとつ。
今回は自宅で家族の世話をしながらのウェブデザイナーとして紹介してもらいました。
実際こういう方々、もっとうまくやっておられる諸先輩はたくさんいるのが事実なのでほんとに恐縮なのですが、家庭と仕事の板挟みだけではなく、そんな働き方の持つ可能性を共有できたらと思いお受けしました。
実際出来上がった番組を全体で見てみて、取材に応じて良かったなと感じています。
働き方について
番組でも少し語っていたのですが、二人目の長女が産まれることを機に退職しました。
そのときに長男は1歳数ヶ月、どんどんとアクティブになっていくのに疲弊していく妻や自分。親族や知人がいたとしても、手伝ってもらえることには限界がありますし、仕事から帰宅して休むまでの家での時間が大変で、どこか生活を見直す必要がありました。
さらに手がかかるのは目に見えていたので、自宅の一室をオフィスにし、仕事を行なうスタイルに変更しました。
いいカタチを作るには時間がかかりましたが、結果的には、そう決定してよかったと感じています。
人が集まって、みんなでルールを決めて、その中で生み出せる良いモノの価値も分かりますが、それぞれの生活と仕事との関係、もう少しいろんなバランスがあってもいいのかなと思います。
こういった子育て、病気、親族の必要、様々です。
ランサーズさんはじめ、こういったクラウドソーシングがどんどんと「働き方」のバリエーションに合わせた整備をしてくれていることには感謝しています。
クオリティを保ったり、トラブルを減らしたり、仕事を集めてきたり、実際個人ですべてやろうとすると大変なのですよ。
トライアンドエラーを繰り返しながら業界や社会的に質を向上したり、市場を作ったりという点では時間とお金が掛かるものなので、こういった会社があることは有難いと思います。
そんな上で、こういった番組がよい役割の一つとなるよう願っています。