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睡眠ログアプリから始める、ライフスタイルの質改善。

一種のライフログとして、睡眠状況の記録を取ってくれるアプリ「Sleep Cycle」を使っています。

こういった生活改善系のアプリがで始めた頃からなので、もう5,6年以上となるでしょうか。

Sleep Cycleとは

App Storeにはこんな説明が載せられています:

Sleep Cycle alarm clock – 睡眠アプリ

眠りが浅くなったら優しく、気持ちよく起こしてくれる−Sleep Cycleは睡眠を分析して快適で自然な目覚めを実現します。
私たちは寝ている間に深い眠りと浅い眠りをくりかえします。目が覚めた時の気分はその直前の眠りの深さによって大きく変化します。
寝ている時の体の動きは睡眠状態によって異なります。Sleep CycleはiPhoneのマイクと加速度センサーを使って体の動きを検出して睡眠の深さを測定します。

アラーム時刻が近づいてきたら睡眠の状態を判断し、眠りが最も浅い時に優しくあなたを起こします。

寝る時に枕元にiPhoneをおいておくと、マイクと加速度センサーを使って睡眠状態を測ってくれるというアプリです。

起きたい時刻もセットしておくのですが、その時間に最も近く眠りの浅いタイミングで、心地よい音楽で起こしてくれるというもの。

もし7:00にセットすると、だいたい15〜20分前後手前からアラーム音楽がながれはじめます。

しかし初めは小さな音量で、それで起きなければしばらく間隔を置いて数分から10分後くらいに再度ちょっと大きめな音量で音楽がながれはじめます。

実際音楽は気持ちのいい静かなリズムで、嫌な感じでおきたことはありません。

起きた時にアラームを止めると、その夜の睡眠状況が表示されます。

ああ、今日はよく眠れたなとか、今日の睡眠の質は70%か・・など確認することができます。

睡眠データが蓄積されると、実際的な体調管理が可能に

iPhoneがアップデートされるにつれ、より健康やライフスタイルをテーマにした機能が増えてきました。

Apple Watchが登場することで、脈拍や活動状況、歩数といったデータも集められることに。

当初は「心地よい寝起きを」というテーマであったこのアプリも、こうした一日の活動量や脈拍といった体調データと合わせ、こういった一日の過ごし方をした日は、こんな睡眠の質ですよという「睡眠とライフスタイルの質を改善する」ためのものへと進化しています。

こういったデータには、就寝時間や起床時間、天気、寝る前の活動、場所といったデータからも分析できるようになっています。

ああ、やっぱりエクササイズをしている日の方が寝つきがよかったなとか、曇りや雨の日はよく眠れないのかな、など。

これらがまとまった量となってくると、一種のビッグデータとして自分の傾向がわかるので興味深いです。

最近はなんと、いびきを録音する機能もついてきた

一つ前のアップデートから、なんといびきを録音することもできるようになっていました。

いびきは疲れやいろんな身体の状況のサインとも言われているので、どんな時間にどんないびきをどれくらいの時間しているのか、というのは実に貴重なデータです。

あまり公開するものではないけど、こんな感じです。

睡眠の質の改善は、命にかかわる。

夜、体を横にならせておくだけでいろんな機能がリセットできるようにできている僕らの身体はすぐれものです。

ログが溜まってくると楽しくもなってきたり、もっと健康になってやるぜ!というモチベーションも高まってくるのでなかなかおすすめです。

https://itunes.apple.com/app/apple-store/id320606217

 

Yossio Nagata
Web Director / designer

沖縄県与那原町在住。ICT企業のウェブ部門担当、事業会社のインハウスデザイナーを経験。2012年より独立し、企業のウェブ制作、運用を専門に展開。 ロードバイクと山とコーヒーにこだわりを持つ。