iPhoneアプリでの情報収集アプリとしてはFeedly, そしてReederが雌雄といったところでしたが、FeedlyのMac版が本日登場しました。
さっそくインストールを行ないましたのでそのリポート。
Mac App Storeからインストール
Macでのソフトインストールではもう自然なものとなってきたMac App Store.下記のリンクからダウンロードページへジャンプできます。
今のところ英語版のみのようです(2014年5月10日現在)。
バージョンは0.1となっており、価格は無料です。
ウェブ版とほぼ変わらないインターフェース
ダウンロードしたアプリを起動すると、オンラインアカウントでのログイン画面が登場します。
Google Readerを使っていてFeedlyに乗り替えた人なら、Googleを選びましょう。二段階認証もあります。
起動すると、ブラウザで見るところのFeedlyとほぼ変わらないデザインのアプリが開きます。
左側にナビゲーションがあり、マウスオーバー時/またはメニューボタンクリック時にメニューが表示されるというUIです。
このナビゲーション部分のカラーは変えられるのですが、「Mac App」というダークグレーのカラーが追加されていました。
メニューバーのテーマカラーをMac版アプリで変えると、ブラウザでも同じカラーに変わっていました。
Feedlyをおすすめしたい3つの理由
RSSクライアントは先にMac版が出ていたReederなどを使っていましたが、下記に上げる幾つかのポイントゆえに本格的な使用を躊躇していました。
RSSなどは、閲覧情報やアカウントは当然クラウドでやってもらって、デバイス間をシームレスに移行して然るべきもの。
そうなると、iPhone、そしてMac両方での使い勝手が大事となってきますが、今のところ期待通りといった印象です。
シンプルで、RSSの基本を抑えたデザイン
アプリのサイズをフルスクリーンで使うと、非常にすっきりしていて気持ち良くブラウズできる点が好印象です。
デザイン的にはよくいえばシンプル、玄人向けに徹している感があるので、慣れていないと殺風景に思えるかもしれません。
Reederも使っていたのですが、あちらは3カラムでカテゴリやサイトのリストも表示されますが、シンプルでクリーンなUIと構成のFeedlyのほうが、より情報の収集や選別に意識を集中できるためいいかなと思いました。
アプリアイコンに未読バッジが表示できる
アプリアイコンに、未読のフィード数がバッジとして表示されます。定番ですがうれしい通知機能です。
更新時間やバッジ表示の有無は「ファイル > Preferences」から変更できます。
いちいち通知バーに出てきたりするRSSアプリなどより、シンプルにアイコンに出てくるくらいの、煩わしくない存在感がうれしい。
詳細はブラウザから閲覧可能
別の利点は、タイトルまたは詳細を見るときの「View Website」をクリックするとデフォルトのブラウザで閲覧できることです。
ReederやPocketなどはアプリ内のブラウザですが、詳細を見た後、そこから他のアクションをしたいときにSafari等ブラウザからの方が便利です。
それに、ウェブページの構成や仕様は、やはりブラウザで見ることを前提に作っているので、ときどき見られないページとかあるとがっかりするんですよね。
iPhoneアプリの方のFeedlyではアプリ内ブラウザですが、シェアなどのアクションが豊富にメニューに含まれていますね。
こういったユーザーの情報の使い方、Mac版では柔軟性を上げていることも利点の一つです。
というより、機能はほとんどウェブ版のものを移行しているのでは、裏側はほとんど一緒の作りなのではという気もします。
やはりまだこなれてない感はあり、なんか物足りないくらいにシンプル(ロゴすらアプリ内で表示されない)なんですが、この新着情報閲覧に徹しているのが愛される理由なんでしょう。
これを機にネットでの情報収集方法を見直してみてはいかがでしょうか。