このたび、ありがたいことに「Lancer of the Year 2015 – 新しい働き方大賞 -」にノミネートしていただき、うち新しい働き方「パパランサー賞」を受賞いたしました!
「Lancer of the Year 2015 – 新しい働き方大賞 -」は、クラウドソーシング会社「ランサーズ」が、フリーランスの活躍やクラウドソーシングをプロモーションするイベント。
本年からスタートした、「 Lancer of the Year – 新しい働き方大賞 – 」とは、スキルや経験を活かし、時間や場所にとらわれない新しい働き方を体現している”フリー”ランスの中から、次世代ワークスタイルのロールモデルとなる個人を表彰するセレモニーです。
51名の受賞者のうち7名が全国から渋谷ヒカリエホールに集まり、そして特賞を受賞された爆笑問題 太田さんの奥様の太田光代さん、女性ノマドの先駆けともいえる安藤美冬さんも加わり、メディアの方も50名近くいて、滅多にない機会となりました。
パパ・”フリー”ランサーと呼ばれて
パパランサー賞は「育児をしながら、フリーランサーとして活躍している男性に授与する。」とのことで、このアワードのテーマでもある「新しい働き方」という意味では、実際クラウドソーシングで食っていけるのか、そして家族を養ったりできるのか、ということを広く知ってもらうためにはいい企画だなあと思いました。
わたしは数年前は会社員としての立場だったのですが、二人目の出産に伴う「産後クライシス」を乗り切るためにフリーランスとなりました。
そのとき1歳の子がいて、夜泣きや風邪や想定外の出来事に夫婦で翻弄されていたので、そのための決定でした。収入が一時的に少なくなるとしても仕事の時間を世話にも割り当てないと、と。
また子育てで最も重要な時期は、人格形成の基礎となる幼少期の頃とどんな本にも書いているので、その時期にともにいる時間を増やしたいと願っていました。
しかし、そのときちょうどクラウドソーシングが盛り上がってきていたところだったので、それを知らなければ、フリーになっていたかどうかはわかりません。
とても順調とはいえないくらいドラマがありましたが、だいぶ家族や働き方も落ち着いてきたこの頃にこうして「パパランサー賞」を受賞することは、そういった大変な日々を労ってくれるものに感じられて、感慨ひとしおです。
やっぱり、ネットの仕事ほどリアルで会うことは大事
今回、フリーランスで活躍する他の方々にもお会いしトークを楽しめ、いろんな立場の人がいるなあと知りました。子育て仲間も実は意外といたり、地方在住という戦友もいて、励みになりました。
そして秋好社長はじめ本社の方々ともお会いできて、市場創りに情熱を傾けている様子、血の通ったサービスであることが見えると、より価値が見えてきます。
今回、実際にクラウドソーシングで受発注している方々とも会う機会があったのですが、ネットで行う仕事こそ、実際にリアルで会う機会は大事なのかもしれません。
生き方はもっとパラレルでいい
パネルセッションで安藤美冬さんが語ってくださっていましたが、仕事、プライベートがもっとパラレルに、線引きや区分けをつくらずに在ることが、本来の生き方の形なのではないかなあ、と思います。
メルボルンへF1を見に行きその合間に仕事をしたり、仕事の打ち合わせを行きたかったカフェで行う、とか。
子供の面倒をみつつ、企画をまとめたり。
もちろんコミットしなければいけない仕事、制約が必要な業種はありますし、いろんな企業が取り組みを始めていますが、まだまだマイノリティなのは事実。
地方に行くほど選択肢が限られるためとくにそうで、しかしクラウドのおかげで地方こそアドバンテージを広げやすくなっているかもしれません。
ネットのおかげで、そしてランサーズのようなプラットフォームが整備されることで、その下地ができてきているので、ぜひ今後も発展していって欲しいと望んでいます。
そんなことも考えられる、いいイベントでした。